T様|男性|横須賀市在住|右麻痺|発症後10年で来院
病院を退院したときは車椅子に乗っていました。
完全回復まではあともう一歩。時間の問題です。
元々いくつかの事業をしていました。
仕事もプライベートもバリバリやっていました。
しかし脳卒中によって大きく生活が変わりました。
発症後、最初は病院などで保険を使用したリハビリを行いました。 最初はPT にもOTにも期待をしていました。
昔から武道をやっており、動きというのは奥深いものだと知っていました。
PT・OTは運動を指導できる資格ということで、すごいことを知っているのだと思っていました。
しかし、リハビリが開始されてわかったことがあります。誰も麻痺の治し方を知らなかったんです。
6ヶ月の枠の中でどうにか家に帰れる状況を作ることが病院の使命になっていて、元の体に戻すという方針でリハビリを行っているのではなかったんです。
正直憤りました。これが現代の片麻痺リハビリの実状かと。
保険医療という王道に、元に戻ることの答えがないのならば、 それ以外の道を探そうと考えました。
退院してからも、自分が回復する可能性のあると考えられるものはなんでもやるという気持ちで情報を探しました。
あらゆるリハビリ、再生医療や代替医療やゴッドハンドと呼ばれる人も含めて探し求めて、世界各地を飛び回り、元に戻る方法を探してきました。
そのためにいくらお金を使ったかわかりません。
世界中を飛び回ってわかったことがあります。
今までの常識的な方法のみでは、全くだめなんだということがよくわかりました。
全ての理論が「感覚のある」健常者の考えた理論だったんです。
感覚麻痺である「感覚のない」片麻痺のことを考えた理論ではなかったんです。
それなのに担当してくれた人は皆、健常者である施術者自身のやり方に当てはめるようにしていました。
いろいろなことをやってみて、部分的には良いものもあるけど、それだけでは足りないと感じることが多かったんです。
これとこれを組み合わせることができれば。
これをこうやって改良すれば良いのに…
もう一つわかったことがあります。
脳卒中を発症した理由についてです。
発症当時は「なんで自分が」と思っていました。
しかし、今では「なるべくしてなった」と考えています。
だから2度と同じ失敗をしたくないので、これからどうするかを考えました。
今発症前の生活を思い返すと、幾つもサインはあったんだと思います。
発症したのは、そのサインを見逃した自分のせいだと考えています。
体に無理がかかっていることに気がついていなかったんです。
だから発症する前に未然に防ぐことができなかった。
未然に防ぐようにするにはどうすればいいかを考えました。
そのためには感覚を戻すしかない、そう思いました。
日本に戻り、まだ有名ではない若い人も含めて自分を治せる人を日本全国探しました。
そんな中、ひろさわの2人がいた機能回復研究会に患者として協力しました。
ここの人間は若く、柔軟に話を聞いてくれました。
自分の考えを理解しようとしてくれた。
出会った当時はまだ荒削りではありましたが、常識を覆す可能性があるのはこの2人だと感じ、ここでの施術を受けることにしました。
常識を疑って日々研究をしており、検証をする姿勢をみていて日々成長していくのを感じていました。
これに加えて、自分の持っている世界中の情報も伝えたことで成長が加速しました。
ひろさわの2人は理学療法士の資格を持ってはいますが、
その枠に収まることなく、今までのリハビリの常識を覆すものを提供してくれます。
回復のためなら違法にならない限りなんでも使ってくれます。
その結果、発症から10年以上経過していた、私の体も変わっていくのがわかります。
車椅子が取れて、装具が取れて、腕が動くようになり、手が動くようになり、徐々に体が変わっていきました。
どこにも治せないと言われた感覚についても、ひろさわさんの施術で戻ってきています。
何も考えることなく自由に動いてたあの頃に戻っているのを日々感じます。
もともと武道をやっていたので、もう少しでストレートやフックを打てそうなところまで来てるので、あの懐かしい感覚を取り戻すまでもう一歩です。
そろそろ以前と同じくらいバリバリと仕事ができそうです。
これからも定期的に通って、元の体を手に入れたいと思います。
悩んでいる方がいれば、一度試してみる価値は十分にあると思います。